Nat Methods. 2013 Aug;10(8):741-3.
Ari E Friedland, Yonatan B Tzur, Kevin M Esvelt, Monica P Colaiácovo, George M Church, John A Calarco.
今年ノーベル賞が出たCRISPR-Cas9の線虫への応用を最初に報告。同じような試みが片手(両手?)に余るほどの研究室で行われる熾烈な競争となったが、遺伝子破壊についてはハーバード大のCalarcoらがわずかに先着。2013年。
https://www.nature.com/articles/nmeth.2532
GFPノックインなどの相同組み換えを利用したゲノム編集についてはUNCのGoldstein研とMRCのde Bono研がほぼ同着。2013年。
https://academic.oup.com/nar/article/41/20/e193/2414882
https://www.nature.com/articles/nmeth.2641
他の研究室の多くも調整できたようで、少しずつ違うアプローチでほぼ同時にGeneticsに報告。2013年。当事者は相当なストレスだったのでは?
https://www.genetics.org/content/195/2/331
https://www.genetics.org/content/195/3/1177
https://www.genetics.org/content/195/3/1167
https://www.genetics.org/content/195/3/1181
https://www.genetics.org/content/195/3/1173
https://www.genetics.org/content/195/3/1187
線虫は酵母やマウスと比較してDNAを自由に書き換えるゲノム編集が難しかったので、このことが線虫の最大の弱点と言われることもあったが、CRISPR-Cas9の登場でこの問題は解決した(使うにはそれなりに熟練が必要だが…)。
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