Monday, December 7, 2020

Light-sensitive neurons and channels mediate phototaxis in C. elegans

Nat Neurosci. 2008 Aug;11(8):916-22.

Alex Ward, Jie Liu, Zhaoyang Feng & X Z Shawn Xu. 

線虫には眼に相当する器官はないが、光(特に短波長光)が当たると光を嫌って逃げる、つまり「視覚」があるという論文。2007年の国際線虫学会(UCLA)はこの衝撃的な話題で持ちきりだったらしい。2008年。

https://www.nature.com/articles/nn.2155


Cell. 2016 Nov 17;167(5):1252-1263.e10.  

Jianke Gong, Yiyuan Yuan, Alex Ward, Lijun Kang, Bi Zhang, Zhiping Wu, Junmin Peng, Zhaoyang Feng, Jianfeng Liu, X Z Shawn Xu.

紫外線の忌避については、7回膜貫通型受容体のLITE-1が光受容体として働くことが後に報告された。線虫でオプトジェネティクスをする場合は、光照射の影響を弱めるためにこの受容体を欠失した変異体を用いるケースが多い。2016年。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0092867416315185


なお、ミミズも眼はないが(名前が「目見えず」に由来すると言われるくらい)、光を感じることができ、強い光が当たると逃げる。表皮の奥に光受容細胞があって身体中に散在している。

No comments:

Post a Comment