Nature. 1990 Dec 6;348(6301):503-9.
G J Beitel, S G Clark, H R Horvitz.
Cell. 1990 Nov 30;63(5):921-31.
M Han, P W Sternberg.
線虫の陰門(vulva)形成に関わるlet-60遺伝子が、がん関連遺伝子として有名なRasのホモログだと報告。線虫の陰門形成がRasの分子機能を解析できる貴重な実験系になった。CaltechのSternberg研とMITのHorvitz研。どちらも1990年。
https://www.nature.com/articles/348503a0
https://www.cell.com/cell/pdf/0092-8674(90)90495-Z.pdf
線虫の陰門形成を指標にして、Ras関連分子の同定に成功した論文は多い。例えば下記のlet-23(EGF受容体)やlin-45(Raf)など。いずれもSternberg研。1990年と1993年。ハエのR7細胞発生など、他の系と並行して解明が進んでいった。
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