Tuesday, January 5, 2021

Targeted engineering of the Caenorhabditis elegans genome following Mos1‐triggered chromosomal breaks

EMBO J. 2007 Jan 10;26(1):170-83.

Valérie Robert, Jean-Louis Bessereau

CRISPR-Cas9以前は線虫はゲノム編集が難しかったと前に書いたが、Mos1トランスポゾンがたまたま都合いい場所に挿入された株でMos1を飛ばすことでDNAを切断し、ゲノム編集する方法(MosTIC)が使われていたこともあった。パリ高等師範学校のBessereau研。2007年。

https://www.embopress.org/doi/full/10.1038/sj.emboj.7601463



線虫のゲノムを自由に編集できるように、Mos1の挿入場所が同定された変異株を大量に作製・保存・配布するコンソーシアム(NemaGENETAG)が活動していたこともあった。しかし現在ではCRISPR-Cas9の登場で必要性が薄れてしまい、ほとんどの株は入手できなくなっているようだ。

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